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かつてあった富鐡百景 [静岡県]

 今回は変化球です。

 鉄道が日本で産声を上げて150年近く経つ訳ですが、主な幹線はだいたい今でも続いています。それ以外のローカル線や地方鉄道などは期待を背負って開業したものの力尽きて廃止になった路線も多々あります。また、既存路線を諸事情により付け替えをしたために生じた旧線跡があります。
 たとえば御殿場線はかつての東海道本線でしたが、丹那トンネル開通で支線に格下げ、さらに第二次世界大戦戦時中に不要不急路線とされ、複線分あった線路の片側を物資供給の名目で剥がされてしまい、片側が旧線として残っていたり、何箇所かあったスイッチバック駅も不要になりその跡が裾野駅などに遺されています。

 今回紹介するのは、身延線の旧線跡です。身延線(旧富士身延鉄道)の旧線跡です。開業当初は富士駅から東側で分岐していたのですが、東京からの団臨が多く、スイッチバックで運行していたのを解消するために、新たに高架線を建設し西側で分岐する事で東京駅からもスルーで行けるようにしたのと同時に、国道一号線などの踏切も無くなり渋滞解消にもなりました。
 その旧線はほぼ全線富士緑道として整備されています。
 富士緑道公園  http://fujipark.com/ryokudou/
旧堅堀駅付近から北へ進むと、現在線に合流する形でカーブしていきます。その合流地直前の写真です。

富鐡百景(159)身延線旧線跡(旧堅堀-入山瀬)
IMGP0469.jpg
富士市松本地区、え?松本?と偶然にびっくりしました。

ここまで来たので久し振りに寄ったのが柚木駅。
過去の写真はこちらに https://majin2.blog.so-net.ne.jp/2011-01-27
この時は、特急は新しい車両でしたが普通列車はまだ123系や115系が走っていました。さすがに10年近く経つと、この車両しか走っていない訳です。

富鐡百景 柚木駅(既紹介済)
IMGP0489 (1).jpg

ところで夏富士がここまで奇麗に見える事はめったに無いのです。みんな、夏富士を嫌う方が多いですが男らしい夏富士も良いものですよ。


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